ソーシャルコマースという言葉がでてきて久しいけれども、その一つの解のサイトを見つけました。
ベータ版ということですが、非常に優れていると思います。
byflow と
shopal.jp
です。
これらのサイトに共通するのが
1 ツイッター、フェイスブックをインターネット上のミドルウエアインフラとして活用している
今から、ソーシャルグラフを独自のサイトで囲い込むことはせずに、既存のデファクトをうまく活用している。
2 商品とソーシャルのひも付けを行っている
フェイスブックやツイッターは、利用用途がなんでもいいので、「いったい何をつぶやけばよいの?」的な人もいるだろう。
しかし、この仕組みは、「商品」を中心としたソーシャルグラフが形成される仕組みとなっている。これは、素晴らしい!
byflowなんかは、「俺は、このアイテムもってるぜ~」的なプチ自慢?欲求を満たし、Shopalは、「人気PALランキング」で、王冠をくれる仕組みになっている。
3 新規アカウント作成時から、使うまでのプロセスがうまい。
新規にアカウントを作成してみるとわかりますが、従来のサイトは
・アカウントを作成する、さて、何をすればいいんだっけ? よくわからんなー、数日たち、やめよう。
となるサイトが多い。
しかし、このサイトは、ユーザがスタートアップするガイドをうまくやっている。
Shopalは、ツイッターやフェイスブックの友人がShopalにいるとShopal内で自動フォローする。
byflowは、持っている(買ったじゃなくて)商品をクリックさせ、最初からソーシャルグラフのユーザを表示し、フォローするかどうか決める。
特に、私は、3のガイドの仕組みは、心を打たれた。
ツイッターをはじめた時、プロフィールの写真をアップロードしたときに「いい写真ですね」ってのにも、ジーンときたが、ツイッターは、「有名な人をフォローしましょう」くらいのスタートアップのガイドだった。
それが、この2つのサイトは、もっと、突っ込んで、サイトの活用方法のおもしろさを体感できるように工夫されている。
まだまだ、おもしろいモノがあるね。インターネットには。
ECサイトから、SC(ソーシャルコマース)サイトへの変革は。
ECサイトは、まずは、買うというところから始まり
SCサイトは、まずは、遊ぶとか情報を得るとかから始まり、ついでに、買うこともできる
ということだと私は、定義している。
ハンズとしても、もっと、加速していきたい。