2010年8月3日火曜日

ハンズネットのポイントキャンペーンについての考察(ってほどじゃないけども)

小売業の世界では、「価格弾力性」という言葉があり、これは、値下げをした場合、売上数がすごく伸びる商品を「価格弾力性が高い商品」と呼びます。商品は、価格を下げても、売れ数の変わらない商品と変わる商品があります。

ハンズネットでは、「ポイント弾力性」の分析をしてみました。ハンズネットは、通常は、お買い上げ金額の1%をポイントとしてお客様に付与させていただいております。
で、今年度は、5%、11%のポイントアップキャンペーンを実施しています。

そこで、過去データにて分析してみました。
・ポイントアップキャンペーンでは、通常と比較し、何%売上が伸びるのか。
・当然、ポイント付与分の販管費が増える。加えて、売上数・お客様数が増えると、変動費も上がるわけである。それを考慮した上で、営業利益は、良化するのか悪化するのか。
を試算。

結果は、「売上、営業利益とも、良化する」です。ただ、現在のデータでは、十分とは言えないので、これからも、データをとり、キャンペーンに活かしていきたいと思います。