2012年2月25日土曜日

IT業界では、「ビッグデータ」がキーワードになっているが、エンタープライズITをやっているユーザ企業からすると、まったく、意味がわからん。

ビッグデータ、「Web上にあるデータを分析して、活用しよう」というのには、賛成。
しかし、便乗組というか、Web上のデータを活用しない企業に対しても、
・ビッグデータの分析による売上向上を目指すために、ビッグデータを分析できる”ハードウエア・ソフトウエア”を購入するべきだ。
という、論調。まったく、感心しない。

企業の方であれば、完全にわかっていることであるが、企業の過去実績データというのは、企業ごと、データ種別ごとに、過去1年分を保持、過去3年分を保持など決まっているのだ。
だから、ここ1年で、”ビッグデータ”になるはずがないのだ。

IT業界は、「ビッグデータの活用云々」というセミナーばかりであるが、、もうちょっと、襟をただしたほうが良いと思う。

もう一度、整理すると、Web上のデータを取り込み分析するのが、ビッグデータの活用であり、企業内のデータをビッグデータを呼ぶのは、間違っている。ということです。