iPhoneがマルチタスクに今夏より対応するというニュースがある。
実は、これは、凄いことである。
私は、iPhoneアプリのコンセプト設計をしている時に、一番、障壁になっていたのが、この「マルチタスク」対応なのである。
例えば、よくあるアプリで、「焼き肉」とキーワードを登録しておけば、自分が街を歩いていて、焼き肉屋が近くなってくれば、アラームで知らせてくれる。
というアプリがある。
でもさ、わざわざ、その為に、イヤフォンをして、いつなるかわからないアラーム音のために、街を歩きますか?ってことなんですよ。
これが、マルチタスク対応となると、J-WAVEを聞きながら、焼き肉屋があれば、アラームがなるということなのだ。
また、我々、東急ハンズのような会社としては、複数のiPhoneアプリ開発会社さんと協力しあって、他社間のアプリ連動などもしてみたくなる。
iPhoneアプリのマルチタスク対応ということで、iPhoneの利用方法の可能性は飛躍的に高まったと言える。(特に、センサー、アラーム系を駆使した常駐型アプリの使い方が楽しみだ)