企業経営にとって、必要な3つのこと
1 企業の方向性を決める
2 最適な投資配分をおこなう
3 人を動かす
これは、色々と考察できるのであるが、
1,2が得意な人は3が苦手(コンサルタント的、スタッフ部門の人)
3が得意な人は1,2が苦手(現場監督的親分肌の人)
な傾向がある。
「人を動かす」というのは、難しい。
多くのビジネス書には、ロジカルシンキング的な示唆があるが、本質的には、
人は、理論で動くものではない、感情で動くものなのだ。
1、2は、ロジカルなものだ(1の企業の方向性は少し違う部分もあるが)、しかし、3はエモーショナルなものなのだ。
ただ、これは、経営者だけの話ではなく、それぞれのレイヤー(部長や課長)でも同様なのである。私もたまに自分を振り返り、心を新たにしている。
少し、話は、変わるが、自分が前職のコンサルタント時代と今で、大きく違う点がある。
今年、怒涛のシステムリリースや改善を実施してきたが、なぜ、このようなことができたのか。(メンバーには非常に感謝している)
もし、外部コンサルタントとしてやっていれば、不可能だったと思う。どれだけ提案しても、現場責任者から、「無理です」と言われて終了だ。
自分が現場責任者であり、また、自分が関連部署の責任者と調整・協調ができるから、できることである。
非常に楽しい。
ただ、フツーはコンサルタント出身者は、この調整が苦手な人が多い。
私は、大好きだ。物事をドライブさせることが大好きなのだ。
いつも心の中に、稼働率や投資対効果をイメージしたタコメーターのようなものがある。現在のところ、高回転を維持できていると思う。
いや、高回転と思っているが、実は、レッドゾーンは、まだまだ先であり、低回転なのかもしれない。
もっと、もっと、やっていこう、来年は、もっとやろう。