2012年1月9日月曜日

僕の子供は、色素欠落症で日光に弱い。でも、それが可愛く、愛おしい。

実は私自身もそうなんだけど、色素欠落症って、眼が茶色くて、曇でもまぶしいという病気というか症状なんだけど。
息子が通っている幼稚園は、制服で、もちろん、帽子も指定なのである。残念ながら、その指定帽子のつばが短く、息子にはまぶしいのだ。
嬉しかったことが、幼稚園に事情を説明したら、特別に、指定の帽子ではなく、他の帽子で通園してもよいとなった。
「なぜ、あの子だけ、別の帽子なのか。うちの子も、おしゃれな帽子をかぶしてやりたい」とクレームがあるかもしれないが、それを許可してくれた幼稚園の英断には感謝だ。

運動会に行き、みんな、つばの浅い赤白帽なんだけど、息子だけつばの深い帽子の上に赤白帽をかぶっている。それでも、まぶしいらしく、目を細めている。

なんと、言ったら良いのだろう。

つばの深い帽子を被っていたので、他の子からその帽子のつばをいじられて、からかわれていた。いじられている様は、みにくいアヒルの子のようだ。
でも、息子は、ニコニコしながら、やられるがままだ。

航之輔よ、すまない。
生まれながら、似てしまうところがある。色素欠落症であることも、他のことも似るだろう。

何を、お前にしてやれることがあるのか。お前が社会人になるころ、私は定年だ。社会人としてなにか、伝えることも少ないだろう。また、時代の流れで、私のアドバイスなど意味のないものかもしれない。

ただ、お前は、一人っ子だから、、父ちゃんは、いつでもお前の味方であると思って欲しい。それと、よい友人をいっぱいつくることを望む。

私がやってあげれることは限られている。それを補うのは、お前の、友人からの友情だけだ。

お前が、自分が幸せであり、社会に意味のあることをしている人、になっていることを望む。