2011年4月2日土曜日

リアル店舗とECの融合で世界一を目指す東急ハンズ

経済産業省のe空間プロジェクトを推進されていた藤元さん。と、対談の記事。話しているうちに、記事の題名が、「リアル店舗とECの融合で世界一を目指す東急ハンズ」になった。

「どこで、世界一を目指すのか、それを明確にしなくてはいけない。」とは、孫さんの言葉。EC担当の私としては、リアル店舗との融合による顧客満足の向上の領域で世界一を目指したい。


そういえば、、「世界一を目指す」という言葉は、人によって、取り方・感じ方が違うと思う。
もうちょっと、わかりやすく言うと、自分が高校生の時に野球をやっていたとして、「甲子園で優勝しよう」という言葉は、「努力をすれば、甲子園で優勝できるはずだ!」と”本気で”思う人と単純に「甲子園出場とか夢だけど、まあ、誰しも目指すわな〜」と”なんとなく”思う人にわかれると思う。

当然、私は前者であるのだけど、本当に心から思えるには、「世界トップレベルがどんなもんかを体感しないと、心の底からそう思えない」気がする。

私は、20代前半のとき、日本の中堅小売業のシステム開発プロジェクトをやっていました。そのときは、「世界のトップリテイラーのシステムは、凄いんだろーな」と漠然と思っていた。
しかし、30歳前後のときに、世界のトップリテイラーの業務システムに携わる機会、インタビューする機会など数社の業務システムを理解することができ、その時、

「あ、これはー、別になんちゅーことないな。フツーのことをフツーにやっているだけで、発明のようなアイデアがあるわけではない。自分にでも作れる

と確信したわけです。こういう体験がないと、なかなか、本気で世界一のものが作れると思えないかもしれません。自分のキャリアでそういう体験ができたこと自体に感謝しておるところでもあります。