2010年9月10日金曜日

ガートナー主催のCIOラウンドテーブルで勉強

ガートナーといえばIT業界では知らない人はいない、リサーチやコンサルティングの会社。
なぜか、各企業のCIOが集まる勉強会があるんで、参加しませんか?って案内状がきたので、参加。

基本のテーマは、企業変革にCIOはどうあるべきか?というテーマを深堀していくわけなんだけど。

講師の方から、フレームワークやステージ論などを聞くと、なんだか、前職を思い出す。前職時代は、フレームワークといっても、腹落ちしないモノであったが、今は違う。今は、改革の方法については、シミジミとした部分まで、細部にわたり、感じられる。そして、フレームワークは、方向性や現状の確認のために使い、フレームワークに振り回されないこともシミジミとわかる。

ほとんどのコンサルティング会社が、
・あるべきCIOとは、xxxあるべきだ。
と言うけど、、、。
「そんなスーパーマン、いるわけないでしょ!」
仮にいたとしたら、
その人は、CIOじゃなくて、
CEOやCOOになってますわ!

と、ガートナーのエグゼクティブパートナーに食ってかかったら、
「はい、私が、この人優秀だなーと思ったCIOの方は、1,2年後には、営業の総責任者とか、もっと要職に就かれています。」だって。

所謂コンサルティング会社のいうところのCIO(業務も知っているし、ITも知っているし、改革のリーダーにもなる)を育成するには、情報システム部のみの経験者ではなく、営業や製造など人事ローテーションをしながら、バランスよく知識をもった人が、システム部に異動してくるしかないと思います。

ただね、私は、CIOってのは、IT業界が、ユーザ企業を煽っているんだと思っているんです。
だってね、CFOやCMOは、逆に、システムに詳しくなければならないって、どこで言っているんですかね?そんな話しは聞きません。

私は、そんなに気張らなくても、自分のやり方で、会社に貢献できる方法はいくらでもあると思います。正解は一つじゃない。