セカンドリアリティー ネットのセカイ
サードリアリティー 現実とネットが融合したセカイ
ということなのである。さて、セカンドリアリティーの覇者は、グーグル、YAHOO、楽天など色々ある。ファーストリアリティーの覇者は、あげればきりがない。
さて、サードリアリティーの覇者は、誰なのだろうか?
プレイヤーが変わるのは、今までの大きな産業変革が起きたときの常識なのであるが、サードリアリティーの覇者は?
私は、ファーストリアリティー側からでてくると考えている。セカンドリアリティーで成功した企業は、サードリアリティーの覇者にはならないと思う。
何故か。
ちょっと、話を変えよう。iPhoneアプリで秀逸なものをつくるプログラマーは大勢いる。しかし、リアルビジネスとコラボしたような作品はすくない。理由は、簡単だ。リアルビジネスと絡んだアプリは、リアルビジネス側の企業と協業しなくてはいけないからだ。しかし、それは難しい。今までの歴史を見れば明らかだ。システム屋やシステム屋であり、小売屋には、なれないし、なろうとも思わないのだ。
しかし、サードリアリティーの覇者になる企業は、ネット・バーチャルとリアルビジネスの両方のオペレーションができる企業なのである。
ネット企業がリアルビジネスをする
リアルビジネス企業がネットビジネスをする。
参入障壁を考え得ると、私は、サードリアリティーの覇者は、リアルビジネスサイドの企業であると考えているのだ。細部まで、リアルビジネスをコントロールするのは、リアルビジネスをもっていないと難しい。果たして、ネット企業は、この面倒くさいことをできるだろうか。
当社は、覇者になったことはない。(覇者になることが目的ではないし、それが良いと言っているわけではない)
しかし、今、サードリアリティーの覇者になる切符を持っているのは確かだ。
さあ、やろうではないか。既存企業が到底できないような事を。お客様が喜ぶことを。