2010年7月7日水曜日

仕事と将棋は似ている。ノッている時は、先の先まで、手が見える。ノッていない時は、何をしていいかわからない。

私は、昔、将棋が好きだった。
小学生の低学年のこと、兄や父と将棋をさしていたのだが、連敗。
悔しくて、将棋の本を読み、高学年の時は、父や兄には勝つようになった。

中学校に入学した時は、5つの小学校が1つの中学になる地域だったんだけども、各小学校の将棋名人を探し出し、勝負を挑んでいた。
くらい、将棋が好きだった。

当時の将棋をやっている自分のイメージは、
1 打ち手が複数見える
2 複数ある打ち手のなかで、相手がどう打ってくるのか、5手先くらいまでわかる
3 その中で、一番、プライオリティーの高い手を打つ

という具合で、もう、物凄く、先が見えていた。効果のある手は、いっぱいあり、それが見える。攻撃の準備、守備、まあ、いろいろとあるんだけども。


そんな、小学生だったのだが、中学生の途中で、将棋をしなくなった。

高校生になった時、久しぶりに将棋をやろうということで、友人とやったのだが、驚いたことに、「まったく、どの駒を動かしたらいいのかわからない」全く、見えないのだ。打ち手が。相当、凹みました。
何しろ、打ち手が見えないのです。なんにも。


仕事も同様なイメージがあります。ノッている時は、打ち手が、物凄く見えている。優先度の高い順に打ち手を打っていく。

ノッていない時は、自分が何をやればいいのかわからない状態、になる。(まあ、何をやればよいのかわからないまでにはならないけども)

幸い、まだ、打ち手がみえている。

だから、それを、高速にやるだけだ。